防止システム導入するも利用せず、誤送信でアドレス98件が流出│大阪府|サイバーセキュリティ.com

防止システム導入するも利用せず、誤送信でアドレス98件が流出│大阪府



画像:個人情報(電子メールアドレス)の流出について/大阪府より

大阪府は2020年2月14日、府立東大阪高等職業技術専門校で実施する就労者向けスキルアップ講座「テクノ講座」に関係するメールを送付する際、誤送信を起こし98件のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

府によると問題の誤送信メールは2020年2月12日、2回に分けて発信されたもの。担当者が送付直後に確認したところ、本来「BCC」とすべきところを「宛先」で送付していた事実が判明したとのことです。

誤送信防止システム利用せず

大阪府はインシデント発生の原因について、担当者が誤送信防止システム(安心一斉送信システム)を利用しなかったため、としています。

安心一斉送信システムは外部メール送信時に誤送信を防ぐ目的から府が導入したものですが、同担当者は使用せず、普通のメールシステムで外部メールを送っていました。なお、大阪府は今後、被害を受けた利用者らに謝罪を進める方針です。

参照個人情報(電子メールアドレス)の流出について/大阪府


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