マイクロソフト、Windows7のサポート終了を発表する|サイバーセキュリティ.com

マイクロソフト、Windows7のサポート終了を発表する



画像:Windows 7、Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 のサポート終了について/日本マイクロソフト株式会社より

日本マイクロソフト株式会社は2020年1月14日、Windows7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2の延長サポートサービスの終了を発表しました。

今回のサポート終了に伴い、セキュリティ更新プログラムの提供なども停止するため、同社は対象ユーザーに向けて最新環境の利用を推奨。Windows 7の対象ユーザーについては2020年1月15日以降、デスクトップ画面にサービスの終了を知らせる通知を表示して、切り替えを促していく方針です。(注:環境によっては通知が表示されない場合もある)

終了後の継続利用は非常にリスキー

今回発表されたOSサポートの終了は、Windows 7自体を使えなくするというものではありません。更新の通知を無視すれば、使用自体は可能です。

もっとも、サポートが終了したOSの使用は、セキュリティ的には好ましいものではありません。セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、脆弱性を利用した攻撃に対して無防備になってしまうからです。

実際、セキュリティ企業のトレンドマイクロ株式会社は、サポート終了後のWindows7の使用について、「セキュリティソフトを使用しても不正アクセスを防げない可能性がある」と注意喚起しています。

参照Windows 7、Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 のサポート終了について/日本マイクロソフト株式会社
参照ウィンドウズ7、14日にサポート終了…情報流出などリスク高まる/MSNニュース


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