元従業員がデータベースに不正アクセスし顧客情報削除、会社への不満が動機|サイバーセキュリティ.com

元従業員がデータベースに不正アクセスし顧客情報削除、会社への不満が動機



千葉県警サイバー犯罪対策課は2019年11月25日、千葉県八千代市位置する元勤務先のサーバーに侵入しデータファイルを不正に消去するなどした疑いで、東京都調布市に住む62才の男性会社員を逮捕したと明らかにしました。

県警の捜査によると男性は2019年1月まで被害企業のシステム管理者として勤務。ところが2019年3月、自身が付与されていたサーバー管理用のIDとパスワードを入力し、同社のデータサーバーに侵入。データベースに記録されていた宅地建物取引業に関する契約書や見積書・設計図に加えて、顧客データを含む全ての重要データを消去した疑いが持たれています。

元勤務先への恨みが動機か

警察の捜査に対して、男性は「会社への不満があり、業務を妨害した」などと供述しており、犯行を大筋で認めています。元勤務先に対して強い恨みがあり、これが犯行動機に繋がったとのこと。

また、削除されたデータには大量の顧客情報も含まれていましたが、記事発表時点で流出は確認されていません。警察は今後の捜査で、全容を解明する方針です。

参照元勤務先の全データを消去 元システム管理者の男を逮捕/Yahoo!ニュース


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