
画像:不祥事件の発生について/百十四銀行より
株式会社百十四銀行は2019年10月31日、同社に勤務していた元銀行員が職務上知りえた顧客情報を詐欺事件の犯人に流出していた疑いがあると明らかにしました。
同行によると事件は2019年9月、同校に勤務していた男性行員が警察から事情聴取を受けたことにより発覚。同行が男性行員に事情を確認したところ、法人3件・個人14件の情報を知人に流出していた事実が判明したというものです。
なお、その後の内部調査により、流出先1件にて詐欺犯罪の被害が発生した事実も判明。同行は流出した情報が何らかの経緯で、詐欺犯罪者の手に渡った可能性もあるとしています。
難しい内部犯対策
百十四銀行は今回の事件について、謝罪と共に被害状況の確認を進めています。また、流出に関わった行員を懲戒処分にするなどの対応を取り、再発防止に努める考えを示しました。
しかしながら、内部による情報流出を防ぐのは容易ではありません。2019年10月には、東京消防庁の副士長が業務上取得した情報を個人的な要件に悪用する事案も起きています。
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- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
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