フォームジャッキングでクレカ情報3万件超流出の可能性｜株式会社金剛堂

株式会社金剛堂は2019年7月23日、同社が運営するウェブサイト「金剛堂オンラインストア」が外部からの不正アクセスを受け、クレジットカード情報3万830件に流出の可能性が出たと明らかにしました。

同社が第三者調査機関に依頼し調査を進めたところ、原因はシステム脆弱性を利用したフォームジャッキングと判明。2014年12月31日～2019年2月21日の期間中、同社オンラインショップでクレジットカード決済をしたユーザーの情報が、外部に流出していた可能性が指摘されています。

カード会社からの指摘により発覚

金剛堂によると2019年2月21日、クレジットカードの決済代行会社から同社に向けて「同社サイトでカード情報流出の可能性がある」と指摘が入りました。同社はこれを受け、カード決済機能を停止。第三者調査機関による調査を実施したところ、脆弱性を利用したフォームジャッキングによる改ざんが確認されました。

なお、同社は事案発表が遅れた原因について、「対応の体制を構築したうえでのお詫びとご報告に至った」と説明。影響を受けたユーザーらには、個別に謝罪を進めているとしています。

流出情報の内訳は下記の通りです。

流出した可能性のある期間	2014年12月31日～2019年2月21日
件数	3万830件
内訳	カード名義人名クレジットカード番号有効期限セキュリティコード