新型ランサムウェアに感染しシステム停止|ユーロフィンジェノミクス株式会社|サイバーセキュリティ.com

新型ランサムウェアに感染しシステム停止|ユーロフィンジェノミクス株式会社



画像:サイバー攻撃によるシステム障害について/ユーロフィンジェノミクス株式会社より

ユーロフィンジェノミクス株式会社は2019年6月18日、同社が受けたサイバー攻撃により停止していたオンラインショップの再開と、インシデントの経緯を発表しました。

発表によると同社IT部門は2019年6月2日、社が使用する複数のシステムがランサムウェアによる被害を受けたと検知。その後IT部門と外部から招聘したセキュリティ専門家による対策チームにより防護施策を実施し、サービス再開に至ったとしています。

新型マルウェアによる感染

ユーロフィン者はランサムウェア感染の理由について、「マルウェアが新型であった」としています。攻撃発生時のセキュリティプログラムはマルウェアに対応しておらず、防止できなかったと説明。(数時間後、保護プログラムが更新される)そのため同社は被害を最小限に食い止めるべく、多数のシステムとサーバーを遮断。サーバーや端末などを全てスキャンした上で、システムの復旧に取り組んだとのことです。

なお同社が編成した対策チームによる追跡調査では、顧客情報の流出や不正利用被害は確認されず。同社は今後、セキュリティ体制を強化する方針を示しています。

参照サイバー攻撃によるシステム障害について/ユーロフィン


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