「NICTER」観測データに基づき、マルウェアに感染したIoT機器に注意喚起|サイバーセキュリティ.com

「NICTER」観測データに基づき、マルウェアに感染したIoT機器に注意喚起



画像:マルウェアに感染しているIoT機器の利用者に対する注意喚起の国立研究開発法人・情報通信研究機構より

国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)は2019年6月14日、マルウェアへの感染が疑われるIoT機器に対する注意喚起プロジェクト「NICTER」を始動すると発表しました。NICTERはNICTが調査を進める上で、ダークネットへのアクセスなど不審な通信が確認されたIoT端末に対して、プロバイダーを通じて所有者に注意喚起を促すものです。

記事発表時点で具体的な開始時期は明かされていませんが、NICTの準備が整い次第、スタートするものと見られています。

NOTICEとは別物

機構はこれまで、簡単なパスワード設定などセキュリティ的に脆弱な状態にあるIoT機器に対する注意喚起プロジェクト「NOTICE」を実施していました。

今回の「NICTER」と「NOTICE」似たプロジェクトではありますが、NICTERはダークネットへ通信したIoT端末など、既に感染が疑われる端末を対象にしているところがポイント。機構は「NICTER」を「NOTICE」と並行して進めるとしています。

参照マルウェアに感染しているIoT機器の利用者に対する注意喚起の国立研究開発法人・情報通信研究機構


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