TikTokに6億円超の罰金、児童のプライバシー保護めぐり米連邦取引委員会が問題視|サイバーセキュリティ.com

TikTokに6億円超の罰金、児童のプライバシー保護めぐり米連邦取引委員会が問題視



動画SNSのTikTokと米国の連邦取引委員会(FTC)の間で、13歳未満の児童の個人情報保護をめぐって、TikTok側はFTCに約570万ドルの罰金を支払う旨、合意に至ったとしています。

FTCは以前から、ユーザーの居場所まで知ることができるTikTokの仕様を問題視しており、さまざまな議論が沸き上がっていました。

児童ユーザーの居場所も公開

FTCはTikTokの個人情報について、「児童オンラインプライバシー保護法抵触の可能性」について言及しています。

TikTokのプロフィールは公開状態で、外部から閲覧される可能性があると指摘。またTikTokは2016年10月頃まで、ユーザーの位置情報も公表する使用にしていた点も挙げています。

児童ユーザーの利用範囲を制限

TikTokは今回の問題に対して、児童ユーザー保護のために利用制限措置を実施しました。具体的には年齢制限システムを導入し、13歳未満のユーザーはフォローのみできるように改変したと発表。個人情報および児童保護について対処を進めています。

参照TikTokに罰金約6億3000万円。13歳未満の子供のプライバシー侵害、米連邦取引委員会と和解/engodget


SNSでもご購読できます。