画像:You Give Apps Sensitive Personal Information. Then They Tell Facebook/ウォールストリートジャーナルより
米国ウォールストリートジャーナルはこのほど、iOSおよびandroidなどスマートフォン向けアプリメーカーがユーザーの許可を得ることなくFacebookに個人情報を送信していたと明らかにしました。
同社によると、健康管理アプリなど合計10種類以上ものアプリが流出に関与。いずれもユーザー側の許可は得ておらず、Facebookへの情報提供の明示もなかったとしています。
広告ツール「アプリイベント」の存在
ウォールストリートジャーナルによると、無断提供に関わったアプリはいずれも、Facebookの広告ツール・アプリイベントを導入していました。
同社がある健康管理アプリをテストしたところ、ユーザーが測定した心拍数のデータをFacebookに転送していた事実が明らかになったとのこと。Facebook側はアプリイベントについて、健康など個人の機密情報の転送は、「開発者向けの規約に違反」していると説明しています。
参照You Give Apps Sensitive Personal Information. Then They Tell Facebook/ウォールストリートジャーナル