画像:兵庫県教育委員会より
兵庫県教育委員会は2018年10月15日、県立東灘高校の男性教諭(30代)がUSBメモリーを紛失したことにより、情報漏洩を起こしたことを明らかにしました。
県教委によると、USBメモリーには男性教諭が担当した生徒や前任高校の卒業生の成績データなどが含まれていたとのこと。両校は生徒らに対して謝罪を発表しました。
事案の経緯は?
県教委によると、男性教諭は2018年10月1日に紛失に気付いたとのこと。最後に作業をしたのは2018年9月28日であり、この間にUSBメモリーをなくしたものと見られています。
なお県教委によると、USBは学内所定の金庫などに保管する規則が定められていたが、この男性教諭は規定に違反して、ナップザックに入れて持ち歩いていたとのことです。
前任高校の成績データも含まれる
USBメモリーの内部には、男性教諭が担当する生徒や、前任校で担当していた生徒の成績データ合計781名分が記録されていました。
- 県立東灘高校の成績データ:301名
- 県立鳴尾高校(前任校)の成績データ:480名
またUSBメモリーにはセキュリティ上のロック設定が行われておらず、漏洩リスクがあるとしています。
参照県立東灘高教諭、生徒の成績入りUSB紛失 前任校含む781人分/Yahoo!ニュース