千葉県人事委員会は平成30年8月17日、千葉県職員採用試験の申込者のうち1名分の申込書を紛失したことを明らかにしました。
千葉県は紛失被害者に対し、謝罪を表明すると同時に再度連絡するよう呼び掛けを行って対応。また、県民の信頼を損ねたことについて、再発を防止する考えを明らかにしています。
事案の経緯は?
千葉県の発表によると、紛失事案は2018年8月8日~10日の間に発生。
担当者が申込書の記載情報を分別した後に書類が入っていた封筒を裁断処分したところ、1枚足りないことが判明しました。
担当者らは書類の捜索を続けましたが、発見には至らず。裁断処分した際に消失した可能性が高いとの見方を示しています。
被害規模や再発防止策は?
千葉県は今回の事案により1名の個人情報が紛失したと述べています。
再発防止策として、今後は申込者専用の保管ケースを使用する考え。また、万が一申込書を紛失した場合も対応できるように、新たに受付簿を制作・管理を行う方針を示しています。