
大手SNSサービスの「Instagram(インスタグラム)」のアカウントユーザーが、不正アクセスを受けたという報告が相次いでいます。
発表時点で確認された報告例は数百件に及び、いずれも登録メールアドレスが勝手に変更されたり、アカウント画像が差替えられる等の被害が発生したとのこと。本来のユーザーはアカウントへのログインができなくなり、ユーザー情報等も削除されています。
なお、被害は2要素認証を導入した高いレベルのセキュリティ設定も突破されたとの情報も。手口も不明であり、今後の予断を許さない状況です。
組織的犯行の可能性
残念ながら、記事発表時点で攻撃者の手口は明らかになっていません。
ただし、不正アクセスを受けた報告例が数百に及ぶ点や、手口がいずれも似通っている点などから、組織的な犯行によるものとの見方も強まっています。
なお、意図しないメールアドレスの変更については、いずれもロシアのドメイン(.ru)のものに変わっているとのことです。
不正ログインへの対策は?
インスタグラム側は公式メディアにて、アクセスが行えないユーザーについて対策を明示。アカウントの保護を呼び掛けています。
- 意図しない電子メール変更の通知は、「この変更を元に戻す」を選択して、パスワードも変更する
- 少なくとも6ケタの数字や文字・記号等を組み合わせた強固なパスワードを設定する
- 疑わしいサードパーティアプリケーションへのアクセスを取り消す など
参照Issue affecting access to Instagram accounts/Instagram
参照Instagramアカウントのハッキング被害相次ぐ、2要素認証でも被害/ライブドアニュース
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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