2018年6月23日、神戸大学研究グループの研究による「偽装QRコード」の危険性が報じられました。

同大学研究グループが主張する「偽装QRコード」は、一部のユーザーのみをフィッシングサイトへ誘導する仕組みを持つもの。不特定多数の相手に対してサイバー攻撃を仕掛けることを可能にする技術です。性質上再現性が少ないため発見されにくく、従来よりも一段強い警戒心が求められています。

偽装QRコードとは?

「偽装QRコード」とは、本来QRコードが想定しているリンクアドレス先とは別に、ある確率でのみ異なるリンクアドレスへと転送してしまうQRコードです。

情報によると、偽装QRコードを悪用することで「大半のユーザーは正常なサイトにジャンプするが、一部のユーザーのみ別のフィッシングサイトへジャンプさせる」等の被害が考えられるとのこと。

(なお、「偽装QRコード」は神戸大学大学院工学研究科教授の森井昌克氏が同氏の記事にて仮称として付けた名称です)

対策は?

仮に偽装QRコードが悪用された場合、取るべき対策は「リンクの確認」とのこと。

研究グループの森井教授によると、「一般の人がとるべき対策ですが、QRコード認識アプリでURLを読み込む際には、必ず認識したURLを確認してから、そのURLを表示させるということです」と述べています。

この手の不正アクセスは昨今ブラウザ上でも横行していますが、QRコードの場合はジャンプ前にURLを確認できるため、アドレスをチェックすることで対策が可能とのこと。

ただし、多くのユーザーは、あるQRコードに対して家族や友人から「正常に利用できた」という情報が入ると、何の疑念も抱かずにアクセスを試みます。偽装QRコードの真の恐ろしさは、まさしくこの部分にあるのかもしれません。

参照気を付けろ!QRコードに脆弱性?その深刻さと騙されないための対策/Yahoo!ニュース

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