三菱地所「ショッパークラブ」の会員情報流出か、事実関係を調査中|サイバーセキュリティ.com

三菱地所「ショッパークラブ」の会員情報流出か、事実関係を調査中



画像:プレミアムアウトレットサイトより

関連会員情報27万件の流出を確認、三菱地所「ショッパークラブ」調査結果を公表

三菱地所・サイモン株式会社は2018年4月7日、同社が運営するメールマガジン会員組織の「ショッパークラブ会員」にて、一部の会員情報が流出した可能性があることを公表しました。

同社は現状調査中であることを明かしつつ、利用者に対してメールアドレスおよびパスワードの変更を呼び掛け、対応を促しています。

事実関係は調査中、対応は?

三菱地所・サイモン株式会社は2018年4月11日現在、今回の流出可能性について、事件の経緯及び被害件数等の詳細情報を明らかにしていません。

しかしながら、同社は会員データを管理しているサーバーをネットワーク上から切り離すことで被害の拡大を抑止。ショッパークラブの会員登録及びログインサービスも停止することで、安全確保を行いました。

安全確保策は評価されるべき

原因が明らかにされておらず断定できない部分もありますが、トラブルを抱えたままサービス提供を行わない同社の姿勢は、まず評価されるべきです。

また、同社は注意喚起を行うと共に問合せ先を設置し、事態の対応に当たっています。基本的なことではありますが、これはインシデント発生後の初期対応として重要な部分。

事件の詳細については、今後判明次第またお伝えしようと思います。

〈参照〉会員情報流出の可能性について/三菱地所・サイモン株式会社(PDF)


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