2017年7月5日、国連機関である国際電気通信連合(以下ITU)は、世界134ヶ国の能力を調査し、サイバーセキュリティへの取り組みが進んでいる国のランキングを発表。日本は11位となった。
今回の調査(Global Cybersecurity Index)では、下記5つの要素における各国の防衛能力が検討された。
- 法
- 技術
- 組織
- 能力構築
- 連携
発表された上位10ヶ国は下記の通り。
- シンガポール
- アメリカ
- マレーシア
- オマーン
- エストニア
- モーリシャス
- オーストラリア
- グルジア、フランス
- カナダ
- ロシア
サイバーセキュリティに関しては、国際的な基準が整備されておらず、発展途上国においては継続した取り組みが不足していることも明らかとなっている。また、国家として「サイバーセキュリティ戦略」を有していない国もあり、ITUは戦略作りを強く呼びかけている。
<参照>
サイバーセキュリティ対策が進んでいる国はどこ?–国連機関が格付け/ZD Net Japan