Windows向け「Simeji」のインストーラに脆弱性が判明|サイバーセキュリティ.com

Windows向け「Simeji」のインストーラに脆弱性が判明



画像:バイドゥHPより

バイドゥ株式会社が、Simeji Windows版(β)(バージョン1.0.0.7)のインストーラーを実行すると、意図しないDLLを読み込んでしまう脆弱性の存在が判明したことを発表した。すでに提供は終了しているとのこと。

【影響を受ける製品は以下のとおり】

  • 製品名:Simeji Windows版(β)
  • バージョン:1.0.0.7
  • 実行ファイルの体裁:simeji.exe
  • 対象プラットフォーム:Windows7およびWindows8

同社は、Windows7およびWindows8ユーザーに向けて、[Simeji.exe] という名前のインストーラーを入手してもインストールをしないこと、またインストーラーを実行しないよう呼びかけている。

この脆弱性について、JVN(脆弱性情報のポータルサイト)は、「同1.0.0.7」のインストーラに、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2219」が判明したとしている。悪用された場合、任意のコードを実行される危険性がある。
インストール済みのソフトウェアは影響を受けない。

<参考>
Simeji Windows版(β)のインストーラーが意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性について/バイドゥ株式会社
ベータ提供されていたWindows向け「Simeji」のインストーラに脆弱性/Security NEXT


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