画像:B.LEAGUEホームページより
ぴあは、4月にプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」のチケットサイトおよびファンクラブ受付サイトが不正アクセスを受けた問題で、その後把握したクレジットカード被害の状況などを公表した。
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4月25日に、ぴあは2016年5月16日から2017年3月15日までB.LEAGUEに会員登録した人のうち、15万4599件の個人情報が流出した可能性があると発表。その時点で、クレジットカードの不正利用についての被害は、4月21日までに判明しているものだけで197件、630万円の被害を確認しているとしていたが、情報を更新。
5月8日の時点で379件、約880万円の被害が判明しているという。また、不正利用による被害については同社が負担するとしている。
同社は4月28日付で同社の取締役コーポレート統括・CCOを委員長とする再発防止委員会を設置。経緯や背景、原因などをあらためて精査している。
またB.LEAGUE関連サイトにおけるクレジットカード決済サービスは、今シーズン中の復旧は困難な状況だと報告している。
<参考>
「B.LEAGUE チケットサイト及びファンクラブ受付サイトにおける 個人情報流出事案に関する、その後のお詫びとご報告」(PDF) /ぴあ
「B.LEAGUE」関連サイトへの不正アクセス、クレカ不正利用が2倍弱に/Security NEXT
ぴあ、Bリーグ不正アクセス問題 新たにカード情報6500件の流出可能性を発表 計4万件弱に/ねとらぼ