Sky社製ビジネスソフトに脆弱性、サイバー攻撃が発生中【追記情報有】|サイバーセキュリティ.com

Sky社製ビジネスソフトに脆弱性、サイバー攻撃が発生中【追記情報有】



画像:SKYSEA Client Viewより

【2017年4月27日一部情報追記】

2017年3月8日、ソフトウェア開発・運用を行うSky株式会社は、同社で提供しているビジネス用ソフト「SKYSEA Clirnt View」の脆弱性を公表しました。

その後、3月6日・23日にそれぞれセキュリティ強化を施した最新版をリリースしていますが、導入企業においては脆弱性を悪用したサイバー攻撃が継続して行われていることが、これまでの調査で判明しています。

実際の被害状況として、重要インフラ関連メーカーで開発中の製品情報や社内会議の議事録、社内メールなどが漏洩していることが分かっています。また、特定の企業に対し長期間にわたり攻撃が行われており、組織的な犯罪の可能性も考えられています。

該当ソフトは、現在まで国内1万余りの企業・自治体等に採用されており、今後さらなる情報漏洩が懸念されます。

<参照>
脆弱性(CVE-2016-7836)問題のご連絡SKYSEA Client View アップデートのお願いと最新版リリースのご案内/Sky株式会社
ビジネス用ソフトの欠陥突くサイバー攻撃相次ぐ/NHK NEWS WEB

追記

2017年4月12日、Sky株式会社は一部メディアにおける同社製品「SKYSEA Client View」の脆弱性に関する報道に関して、報道にあるような“機密情報の流出”等は実際発生していないとの発表を行いました。

脆弱性が確認された製品に関しては、同社での対策は既に実施されており、具体的には、対策パッチの提供、セキュリティ対策を施した最新バージョンのリリースが行われています。

同社では、現在これらの対策が摘要済みでないユーザーに対し、早急に対応を行うよう注意喚起を行っているとのことです。

<参照>
【SKYSEA Client View情報】脆弱性に関する一部報道について/Sky株式会社


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