12万件ID不正取得の疑いで高校生を書類送検-ハッカーになりたかった|サイバーセキュリティ.com

12万件ID不正取得の疑いで高校生を書類送検-ハッカーになりたかった



ニュースの概要

宮城県警は2016年9月30日、不正アクセス禁止法違反などの疑いで、千葉県成田市の16歳と15歳(高校1年)の少年2人を書類送検した。

昨年5~11月、企業のサーバへのハッキング攻撃で入手した他人のIDとパスワードを使って、インターネット通販のサイトに不正にアクセスしたり、メールアドレスなどを変更したりした疑いで送検。

県警によると、少年らは同じ中学の友人同士で「将来、ハッカーになりたかった」と供述。外部から不正な命令を入力してデータベースを操作する「SQLインジェクション」という手口を使用し、約12万件のIDとパスワードを不正に入手して、楽天市場などでスマートフォンやゲームソフトなど9点(約27万円相当)を手に入れたという。

昨年8月、仙台市青葉区の女性会社員(29)から、利用していた通販サイトでメールアドレスやパスワードが変更されており、身に覚えのない買い物履歴があることに気づき、警察に相談したことで発覚した。

考察

パソコンだけでなく、タブレット端末やスマートフォンなどの普及でインターネットの利用が身近で便利になるのは良いことだろう。しかし、低年齢化もする中で遊び感覚の安易な考えのまま技術だけが身についてしまう事で、こういった事件に繋がってしまうのは非常に残念なことだ。

 


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