
ニュースの概要
ロシアのハッカー集団が、世界反ドーピング機関(WADA)のデーターベースに不正アクセスし、選手のドーピング検査結果や医学情報等を窃取し漏えいさせた問題で、2016年9月23日、新たに13カ国、41選手のデーターがインターネット上に公開されたと発表した。
漏えいした情報の中には、リオデジャネイロオリンピックに日本代表として出場し、柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得した松本薫選手の名前も含まれていた。日本選手の情報が明らかになったのは初めてのこと。
2012年ロンドンオリンピックでは金メダルを獲得している松本選手は、2007年10月から約1ヶ月間、怪我の炎症を抑えるため、禁止薬物でステロイドの一種・デキサメタゾンの使用を認められていた。
同ハッカー集団がインターネット上に公開している情報は、特例措置を受けて医療目的として薬を使用している選手のもので、ドーピング違反は指摘されていない。
考察
世界反ドーピング機関(WADA)については、前の記事でも紹介したように、前回の情報情報漏えいが相次いでいるため、対策を講じてもらいたいところだ。
> 五輪選手らの情報漏洩-露ハッカー集団による攻撃
関連リンク
・WADAによる発表(※英文)
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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