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五輪選手らの情報漏洩-露ハッカー集団による攻撃



ニュースの概要

2016年9月13日、世界反ドーピング機関(WADA)は、ロシアのハッカー集団により同機関のデーターベースへ不正アクセスされ、リオデジャネイロオリンピックに出場した選手のドーピング検査の結果や医学情報等を含む内部情報がインターネット上に漏えいされたと発表した。

不正アクセスは、チーム・ツァーリ(Tsar Team)やAPT28、ファンシー・ベアーズ(Fancy Bears)等の名前で知られたロシアで活動するハッカー集団によるもので、ファンシー・ベアーズはインターネット上に「リオ五輪でアメリカの選手達は良いプレーをしたが、公正では無かった」と投稿した。

漏えいした情報には、同オリンピックにアメリカ代表として出場した、体操女子で金メダルを4個獲得したシモーン・バイルスや女子テニスのビーナス、セリーナ・ウィリアムズ姉妹らのものがあるという。

バイルス選手は、リオ五輪の期間中に4度のドーピング検査を受けており、興奮剤の一種・メチルフェニデートに対して陽性反応を示していたが、これは注意欠陥多動性障害で処方された薬によるもので、2012年9月から1年間、1日15ミリグラムの服用を許可されているほか、別の薬物についても2014年12月から4年間の特例措置を受け服用しているという。

バイルス選手本人は、薬の服用はルールに従っており、クリーンなスポーツを信じ、今後もフェアープレーを続けると反論。国際オリンピック委員会(IOC)も今回の情報漏えいは、明らかにクリーンな選手の評価を汚すことを狙ったものだとし、薬物違反は無いとの見解を示した。

考察

持病のある中で厳しい練習などにも耐えてのオリンピック出場は名誉なことである。薬の服用はきちんとした手順を踏み許可されているにも関わらず、それが不正行為のように扱った情報を流出させるのは悪質である。

関連リンク
世界反ドーピング機関による発表(※英文)


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