浜松市委託事業でフォーム誤設定による情報漏えい│株式会社SBSプロモーション|サイバーセキュリティ.com

浜松市委託事業でフォーム誤設定による情報漏えい│株式会社SBSプロモーション



画像:株式会社SBSプロモーションより引用

株式会社SBSプロモーションは2025年11月28日、同社が受託していた浜松市の事業に関連する申込フォームにおいて、個人情報が第三者に閲覧可能な状態となっていたと公表しました。

同社の発表によると、問題が発生したのは、2025年7月9日付で受託した浜松市のプレコンセプションケア普及啓発業務「プレコンフェスタ浜松2025」の来場者募集用申込フォームです。このフォームはGoogleフォームを使用して運用されていましたが、設定不備があり、送信完了画面で「前の回答を表示」機能が有効な状態となっていた、とのこと。結果、申込者が該当リンクを操作すると、他の利用者の個人情報を閲覧できる状況が発生しました。

閲覧可能となっていた情報は、氏名、メールアドレス、電話番号です。これらの情報が閲覧できる状態にあった期間は、2025年10月20日~2025年11月27日であり、2025年11月27日時点で103人が申込みを完了していた、とのこと。

事案判明後、同社は速やかに該当フォームの設定を修正し、問題となった機能を無効化しました。公開前の確認項目を整理したチェックリストの新設や、人的なチェック体制の強化を実施したほか、全部門の責任者会議で本件を共有するなど、再発防止に努めています。

参照個人情報漏えいに関するお詫びとご報告 |株式会社SBSプロモーション

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