Googleグループ設定ミスで顧客等1万件の情報が第三者閲覧可能な状態に│ダイソー|サイバーセキュリティ.com

Googleグループ設定ミスで顧客等1万件の情報が第三者閲覧可能な状態に│ダイソー



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画像:株式会社大創産業より引用

「ダイソー」の運営元である株式会社大創産業は2025年6月18日、同社が業務上の理由により使用していた「Googleグループ」に複数の設定ミスがあり、ECサイト利用顧客の個人情報を含む合計約1万件の情報について漏えい懸念を発表しました。

大創産業によると、同社では社内業務にGoogleグループを使用してきましたが、2019年12月~2025年4月にかけ運用されていたグループのうち、合計57のグループにおいて本来登録メンバーのみで閲覧すべき個人情報等について外部閲覧可能な状態にあることが判明しました。原因は同社の設定不備によるもので、同社は判明後の2025年4月26日、いずれグループにおいても公開設定を変更し、全グループにおいて「公開」を選択できないよう機能の制限を行いました。

同社によると、公表時点で二次被害は確認されていません。対象情報は主に氏名や連絡先などですが、一部において口座情報や要配慮情報が含まれている状態とのこと。同社は対象ユーザーに個別に連絡を取り、事情を説明しています。なお、漏えい懸念の対象となったのはECサイトユーザーのほか、取引先、採用応募者の一部です。同社は関係機関に事情を報告し、今後は再発棒に努めるよう説明しています。

参照「Google グループ」を通じた個人情報の漏えいの可能性に関するお詫び|株式会社大創産業

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