井桁藤、サポート詐欺による不正アクセスで個人情報漏えいの可能性を公表|サイバーセキュリティ.com

井桁藤、サポート詐欺による不正アクセスで個人情報漏えいの可能性を公表



画像:株式会社井桁藤より引用

株式会社井桁藤は2025年5月22日、同社の商品の販売業務に携わる従業員が業務用パソコンがサポート詐欺に遭い、該当端末が一時、何者かの不正アクセスを受けたこと明らかにしました。

発表によると、サポート詐欺被害は2025年5月9日に発生しました。詐欺を受けた従業員が偽の表示にしたがい、業務用パソコンに第三者の遠隔操作を受け入れるためのツールをインストールしたところ、何者かが該当端末を遠隔操作する事態となりました。

井桁藤社は判明後、該当端末をインターネットおよび社内ネットワークから遮断しました。しかしながら、発生から判明までに、不正アクセスに伴う情報の不正閲覧などを否定できない状態です。なお、端末内には同社取引先担当者の氏名や電話番号、見積書や書類記載の氏名等が記録されていました。

井桁藤社は現在、外部の調査会社と連携し事態の詳細を調べています。公表時点では、実際に情報が外部流出したと見られる形跡は確認されていないとのこと。同社は再発防止に向けセキュリティ強化の方針を打ち出しています。

参照当社におけるサポート詐欺の不正アクセスに伴う情報漏えいのおそれがある事案の発生について|株式会社井桁藤

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