東京2025デフリンピック、アンケート設定ミスで回答者945名の情報を外部閲覧可能に|サイバーセキュリティ.com

東京2025デフリンピック、アンケート設定ミスで回答者945名の情報を外部閲覧可能に



画像:東京都スポーツ推進本部より引用

東京都スポーツ推進本部は2025年5月9日、政策連携団体の公益財団法人東京都スポーツ文化事業団が実施するイベント「東京2025デフリンピック」について、事業団がボランティア管理業務を委託している株式会社コングレが実施したアンケート調査にミスがあり、回答したボランティア945名の情報が第三者閲覧可能な状態にあったと発表しました。

東京都スポーツ推進本部によると、コングレ社は2025年5月2日より、東京2025デフリンピックのボランティアのうち、一部のボランティアを対象にGoogleフォームを用いたアンケート調査しました。ところが、コングレ社が設置したアンケートフォームに不備があり、一定の操作を行うことで他の回答者の氏名やメールアドレスをボランティアが閲覧できることが判明。漏えいに気付いた回答者の指摘により問題が発覚し、2025年5月7日に修正されました。

東京都スポーツ推進本部は2025年5月8日、アンケート回答者らを対象に謝罪と説明のメールを送信しました。委託事業者には厳重注意するとともに、情報管理体制の再点検や関係者の教育の強化を指導する方針を示しました。

参照個人情報の漏えいについて|東京都スポーツ推進本部

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