
画像:住友林業クレスト株式会社より引用
住友林業クレスト株式会社は2025年4月15日、品質保証に関するカスタマーサポート業務を担う同社所属の従業員がいわゆるサポート詐欺被害に遭い、顧客情報にアクセス可能な端末を遠隔操作された旨、発表しました。
同社によると、対象となった従業員は2025年3月24日、サポート詐欺を狙ったサイトに誘導され、遠隔操作ソフトをインストールしました。その後、何者かによって端末が遠隔操作され、不正アクセスに至ったことが確認されました。サポート詐欺とは、架空のセキュリティ警告を表示し混乱を誘い、ニセのサポート窓口に誘導し不正な操作等を誘導するサイバー攻撃のひとつです。
不正アクセスを受けた端末は、顧客500名の氏名や従業員の写真や電話番号約300件、その他顧客情報を含むファイル等にアクセス可能なものでした。同社はこのため、これらに漏えいの懸念がある旨、発表。現在は外部調査会社による被害状況と影響範囲の調査に着手している状況です。詳細な調査結果が判明次第、改めて公表するとのこと。
なお、公表時点で個人情報が不正利用されたという事実は確認されていません。
参照当社におけるサポート詐欺の不正アクセスに伴う情報漏えいのおそれがある事案の発生について|住友林業クレスト株式会社