1,212名の回答内容閲覧できる管理用URLメールを学生89名に誤送信│宇都宮大学|サイバーセキュリティ.com

1,212名の回答内容閲覧できる管理用URLメールを学生89名に誤送信│宇都宮大学



画像:宇都宮大学より引用

国立大学法人の宇都宮大学は2025年2月13日、2025年3月卒業・修了見込みの大学・大学院生に対し実施したMicrosoft Formsを利用のウェブ調査に関連する電子メールに誤送信があり、送信先89名の学生に回答者1,212名の個人情報を閲覧できるURLを添付していたと発表しました。

宇都宮大学によると、同大は2025年3月卒業・修了見込みの大学・大学院生の学位記記載事項を確認するため、Microsoft Formsを利用して確認調査を実施していました。同大はこれに関連し2025年1月15日、学生89名に回答用のURLを添付したリマインドメールの送信を試みました。ところが同大は該当メールを添付する際、他の回答者の情報を閲覧できる管理用URLを添付し、送信していたことが判明。同大は2025年1月16日、事態に気付きセキュリティ措置を講じましたが、期間中、送信先となった89名が他の回答者1,212名の情報を閲覧できる状態となりました。

宇都宮大学によると、アクセスログの検証により期間中、8名の学生が情報を閲覧した可能性があることが判明しました。ただし、同大の調査により、8名は情報の閲覧やダウンロードを行っていない旨、回答しているとのことです。

参照個人情報等の不適切な取扱いについて(お詫び)|宇都宮大学


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