伊藤園の北米グループ会社がランサム感染もバックアップで復旧済|サイバーセキュリティ.com

伊藤園の北米グループ会社がランサム感染もバックアップで復旧済



画像:株式会社伊藤園より引用

株式会社伊藤園は2024年12月6日、同社の米国グループ会社である ITO EN(North America) INC.(北米伊藤園).が運用する一部サーバーが外部からの不正アクセスによりランサムウェアに感染したと発表しました。

伊藤園によると2024年12月2日、北米伊藤園のファイルサーバーが暗号化される事態が発生しました。同社が専門家協力のもとに調査をしたところ、基幹システムとは別の独立した、一部のファイルサーバーがランサムウェア感染に感染している事実が判明しました。

伊藤園は現在、外部専門家の協力のもと、原因や影響範囲、情報漏えいの有無などを調べています。北米伊藤園の全システムは通常通り稼働しており、攻撃の対象となったサーバーデータも、バックアップによる復旧を完了しているとのこと。同社は引き続き、関係先への迷惑を最小限に留めるべく、取り組むと発表しています。

参照弊社グループ会社におけるランサムウェア被害の発生について


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