サイゼリヤ不正アクセス問題で続報、従業員等の個人情報約6万件漏えいか|サイバーセキュリティ.com

サイゼリヤ不正アクセス問題で続報、従業員等の個人情報約6万件漏えいか



画像:株式会社サイゼリヤより引用

外食チェーン店の株式会社サイゼリヤは2024年12月10日、同社の管理するサーバーが不正アクセスを受けランサムウェアに感染した問題について、個人情報等約6万件の漏えい懸念を続報しました。

サイゼリヤは2024年10月16日、自社サーバーが外部から不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染した旨、発表しました。当時、不正アクセスおよびランサムウェア感染は事実であるものの、情報漏えいの有無や件数、内訳等は調査を続けている状況でした。

今回サイゼリヤ社が明らかにしたのは、同社が情報セキュリティ対策企業に依頼した調査結果を踏まえたものです。サイゼリヤ社によると、漏えい懸念の対象となるのは取引先企業に関係する氏名、住所、メールアドレス、電話番号等の情報約2,234件に加えて、同社従業員や元従業員、家族の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス等の個人情報58,853件とのこと。一方で同社を利用したユーザーの個人情報は対象外と判明しました。

サイゼリヤ社は今後も、情報セキュリティ対策企業協力のもと、更なる内部調査と原因分析、対応策の検討を継続すると発表しています。

参照不正アクセスによる個人情報漏えいのお詫びとご報告|株式会社サイゼリヤ


SNSでもご購読できます。