事務職員メルアカ乗っ取られ15.6万通の迷惑メール│東京経済大学|サイバーセキュリティ.com

事務職員メルアカ乗っ取られ15.6万通の迷惑メール│東京経済大学



画像:東京経済大学より引用

東京経済大学は2024年12月4日、同大事務職員が運用するメールアカウントが何者かの不正アクセスを受け、宛先総通15.6万通もの迷惑メール送信を確認したと発表しました。

東京経済大学によると2024年11月30日より、同大職員の2つのメールアドレスにて不正アクセスおよび迷惑メール送信を確認しました。事態を把握し同大が該当アカウントのパスワードを強制変更したところ、メール送信は停止しました。なお、同大が確認したところ、迷惑メールは宛先総通15.6万通に及んでいたとのこと。

東京経済大学は不正アクセスの原因について、パスワード情報の窃取を指摘しています。メールアカウントのパスワード情報が何らかの要因により漏えいし、攻撃者の手に渡った可能性があるとのこと。同大はこのため、全事務職員に対し、脆弱なパスワード(文字数が少ない、類推しやすい文字列等)を設定している場合、変更するよう指示しました。同大は今後、セキュリティの管理、対策の徹底を図り、再発防止を講じるとしています。

参照不正アクセスによる迷惑メール送信のお詫び


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