講師登録同意者197名に宛てた電子メールを誤送信│千葉県|サイバーセキュリティ.com

講師登録同意者197名に宛てた電子メールを誤送信│千葉県



画像:千葉県より引用

千葉県は2024年10月8日、教育庁北総教育事務所が千葉県や市の公立学校教員候補者のうち、講師登録同意者に宛てた電子メールについて誤送信が発生し、197名のメールアドレスが漏えいしたと発表しました。

千葉県によると、誤送信は2024年10月3日に発生しました。北総教育事務所の担当者が採用候補者選考時に講師登録依頼の同意した人物らに外部一斉メールを送信したところ、翌日の2024年10月4日、一部受信者から「第三者のメールアドレスが見える」旨の指摘を受けました。

原因は、送信時の入力ミスや確認不足の徹底によるものです。受信者より指摘を受け、千葉県の北総教育事務所が確認したところ、担当者は誤送信メール発信時、県組織が使用するメールではなく、フリーメールから送信していたとのこと。さらに本来メールアドレスが表示されない設定にすべきところを表示される設定にし、送信していたことが判明しました。

千葉県は公式ホームページで事情を公表し謝罪しています。さらに北総教育事務所は対象者全員に事情を説明しメールおよび電話で謝罪。誤送信メールは削除するよう依頼しました。千葉県は今後、メール送信前の確認を徹底するほか、情報セキュリティ研修を強化すると発表しました。

参照電子メール誤設定による個人情報漏えいについて


SNSでもご購読できます。