阿蘇市、職員が他人の戸籍情報に不正アクセスし家系図2件を作成|サイバーセキュリティ.com

阿蘇市、職員が他人の戸籍情報に不正アクセスし家系図2件を作成



画像:阿蘇市より引用

阿蘇市(熊本)は2024年9月24日、市に所属する職員が戸籍情報を扱うシステムに不正アクセスし家系図2件を作成したとして、停職3カ月の懲戒処分を発表しました。

阿蘇市によると、処分を受けたのは市役所波野支所の総務部に所属する40代男性職員です。男性は2024年4月~6月、他の職員のIDを利用して戸籍情報を管理するシステムに計93回もの不正アクセスを実行。窓口対応した市民と自身の遠縁にあたる人物の戸籍情報を引き出し、家系図合計2件を不正に作成しました。

情報によると、作成に関与した職員は過去、戸籍情報を管理する部署に所属していました。不正利用は別の職員からの相談を受け市が実施した聞き取り調査により発覚したとのこと。なお、職員は動機について「他人の家系図を作成したかった」などと話しているとのことです。

参照懲戒処分の公表


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