画像:島根県より引用
島根県は2024年9月30日、県が実施する企業誘致活動において電子メールの誤送信が発生し、対象企業237社の業況や売上、採用などの情報を、特定2社に漏えいしたと発表しました。
島根県によると、誤送信は2024年8月26日と2024年9月2日に発生しました。どちらも業務上の理由から県職員が対象企業の担当者に宛て電子メールを送信したところ、本来添付すべきでない、誘致活動対象企業237社のフォローアップに関連した企業情報(業況、売上、利益、主な取引先、採用人数、県等への要望など)を記録したファイルを送信していたとのこと。1回目の誤送信は受信した企業担当者からの指摘により、2回目は送信後職員自身が気付き発覚しました。
島根県は判明後、漏えい先となった企業に連絡を取り、対象情報の削除を依頼し、削除を確認しました。誤送信の原因はダブルチェックの不徹底などで、県は今後、情報セキュリティ体制を強化し再発防止に努めると発表しました。