海外拠点がランサム感染で情報漏洩懸念│阪和興業|サイバーセキュリティ.com

海外拠点がランサム感染で情報漏洩懸念│阪和興業



画像:阪和興業株式会社より引用

阪和興業株式会社は2024年9月20日、同社がタイで展開している連結子会社「HANWA THAILAND CO., LTD.(阪和泰国)」のパソコンやサーバーが外部からの不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したと発表しました。

阪和興業社によると、不正アクセスは2024年9月14日、阪和泰国社にて確認されました。阪和泰国社は対応のため、現地の警察など関係機関に報告し、被害サーバーやパソコンにセキュリティ措置を講じましたが、調査の過程で、阪和泰国社だけでなく、阪和興業社やグループ会社が利用するサーバーにも不正アクセスの形跡が確認されました。

阪和興業社はこのため、現在も外部調査機関に依頼し、影響範囲の特定に向け調査を進めています。同社やグループ会社が利用していたサーバーには外部企業を含む業務関連データが格納されていましたが、公表時点で実際に情報が外部流出したと見られる証跡は確認されていないとのこと。同社は今後、復旧や再発防止等に取り組み、新たなに公表すべき事実が確認された場合、速やかに開示するとしています。

参照海外子会社サーバーへの不正アクセスの発生について


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