LIFULL、グループ会社が不正アクセス被害で217,953件の情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

LIFULL、グループ会社が不正アクセス被害で217,953件の情報漏えい懸念



画像:株式会社LIFULLより引用

株式会社LIFULLは2024年9月19日、同社グループ会社の健美家株式会社が保有するサーバーに対する不正アクセスにより、データベースに記録されていた両社の不動産関連サービス登録者の個人や法人情報合計217,953件の外部漏洩懸念を発表しました。

LIFULL社によると2024年9月17日、健美家社が管理するコンテンツに異常が発生しました。健美家社が原因を調査したところ、保有するサーバーのバックアップデータに対する、外部からの不正アクセスの形跡が確認されました。

健美家社は不正アクセス確認後、外部アクセスの経路を遮断し、原因への対策を実施しました。しかしながら、攻撃を受けたサーバーには、LIFULL社や健美家社が提供している「不動産投資と収益物件の情報サイト健美家」、「LIFULL HOME’S 不動産投資」の個人ユーザーの登録情報や健美家のサービスサイトに物件登録している法人ユーザーの登録情報について、不正な閲覧が生じた可能性が判明しました。

LIFULL社は個人ユーザーの登録情報について「情報は全て十分な強度のある方法で暗号化」されているとして、「情報の不正使用は難しい状況」と説明しています。法人ユーザーの情報については、登録情報の不正利用等は確認されていないものの、IDやパスワードを第三者が閲覧した可能性があるとして、パスワードリセットを実施。さらに、各ユーザーに電子メールで事情を説明し、注意を呼び掛けています。

参照当社グループ会社の健美家サーバーへの不正アクセスによる情報漏洩のお詫び


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