パーソルキャリア株式会社は2024年9月17日、同社が展開するキャリア向け転職サービス「doda」に関連し、求人広告の販売代理店向けに提供しているシステムの不備により、弊社が保有する法人顧客の一部採用担当者54万9,195名の個人情報が、外部閲覧可能な状態にあったと発表しました。
パーソルキャリア社によると某日、同社と取引のある外部の法人の採用担当者が、取引のない代理店から営業を受ける事案が確認されました。同担当者が代理店に情報の入手経路を確認すると、パーソルキャリア社が提供しているシステムが情報源である旨の回答があったとのこと。これを受け、パーソルキャリア社が自社システムを調査したところ、システム設定に不備があり、「doda」の法人顧客情報を管理する社内基幹データベースで保有している採用担当者54万9,195名の氏名やメールアドレス、勤務先関連情報が同社システムに連携され、2018年5月31日~2024年8月30日の期間、第三者閲覧可能な状態にあることが判明しました。
パーソルキャリア社は問題を確認後、直ちにシステムを改修し原因を修正しました。現在は採用担当者の個人情報は閲覧できない状態となっており、今後はシステム開発時の仕様検討およびプライバシーへの影響を事前に審査する仕組みを強化し、再発防止に努めるとしています。
参照「doda」求人広告の販売代理店向けシステムにおける不備に関するお詫び/パーソルキャリア株式会社