委託先職員が利用者12名の個人情報を記録したUSBメモリ紛失|練馬区立こども発達支援センター|サイバーセキュリティ.com

委託先職員が利用者12名の個人情報を記録したUSBメモリ紛失|練馬区立こども発達支援センター



練馬区は2024年9月2日、区のこども発達支援センターの業務委託先職員が利用者12名の個人情報を記録したUSBメモリを紛失した事案を発表しました。

練馬区によると職員は2024年8月27日、センターの業務である重症心身障害児放課後等デイサービス事業に関連し、利用者12名の氏名や生年月日、各人の支援方針等の個人情報をUSBメモリに記録し、持ち帰りました。職員は2024年8月28日に区内の別の事業所でUSBメモリを使用しましたが、2024年8月30日に紛失していることに気付きました。公表時点でUSBメモリは発見に至っていません。

練馬区は委託事業所から報告を受け、利用者の保護者らに事情を説明し、謝罪しました。事案の問題点については①個人情報をUSBに保管したこと、②個人情報を記録したUSBメモリを外部に持ち出したこと、③USBメモリにセキュリティ措置を講じていないことの3点を指摘。委託事業者に業務委託契約に基づき、個人情報を記録した記録媒体の外部持ち出しを禁ずるほか、保管場所の設定など適切な管理体制を取るよう求めました。

参照重症心身障害児放課後等デイサービス事業における個人情報データの紛失について/練馬区


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