グループの米国子会社がランサム感染で情報漏えい懸念│大日本印刷株式会社|サイバーセキュリティ.com

グループの米国子会社がランサム感染で情報漏えい懸念│大日本印刷株式会社



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画像:大日本印刷株式会社より引用

大日本印刷株式会社は2025年5月30日、同社グループ会社であるシミック CMO 株式会社の米国子会社「CMIC CMO USA Corporation(CCU)」の運用サーバーが外部からの不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染した旨、発表しました。

大日本印刷社によると、攻撃者と見られる人物はランサムウェアを実行し、身代金の支払いを要求しています。CCU社は被害拡大を防止するための措置を講じ、情報漏えいや原因、被害規模等を調査していますが、これにより実際に一部顧客情報および従業員情報について、漏えい懸念が判明しました。

ランサムウェアはCCU社に影響を及ぼしているものの、同社システムは他のグループ会社と接続されていないことから、日本や他国のグループ会社や顧客システムへの影響は確認されていないとしています。同社は今後も調査を続け、影響や被害範囲について詳細を調べるとしています。
申上げます。

参照海外グループ会社への不正アクセスについて|大日本印刷株式会社

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