宇野港土地株式会社は2024年8月26日、温泉・たまの湯や瀬戸内ヨットチャーターなど同社サービスの予約管理システムに対する外部からの不正アクセスが発生し、情報漏えい懸念が確認されたと発表しました。
説明によると、宇野港土地社では2024年7月11日、予約管理システムにアクセスできない障害が発生しました。同社がサーバー業務を委託している事業者に調査を依頼したところ、障害の原因は外部からの不正アクセスによるものと判明。同社は2024年7月29日に事実を公表したのち、情報漏えいの有無や影響規模の範囲等、詳細な調査を続けていました。
今回の発表は2024年8月23日に完了した、情報漏えいに関する報告をまとめたものです。これによると、予約管理システムに対する不正アクセスの影響で、同社サービスのうち「瀬戸内温泉たまの湯」、「瀬戸内 貸切 無人島KUJIRA-JIMA」、「瀬戸内ヨットチャーター」を予約したユーザーの氏名や電話番号、メールアドレス等の個人情報4,725件について漏えい懸念の発生が確認されました。
同社は不正アクセス発生後、ネットワークセキュリティや個人情報へのアクセス管理の強化を実施。さらに委託先事業者の安全管理措置の是正に取り組み、再発を防止するとしています。
参照予約管理システムへの不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び/宇野港土地株式会社