権限悪用しパスワード取得、部外秘の人事情報を不正に閲覧|新潟市職員が懲戒処分|サイバーセキュリティ.com

権限悪用しパスワード取得、部外秘の人事情報を不正に閲覧|新潟市職員が懲戒処分



新潟市(新潟県)は2024年8月9日、正当な理由がなく閲覧が禁止されている人事情報に不正アクセスし、情報を収集・閲覧したとして、40代職員および監督者2名を懲戒処分にしました。

新潟市によると、職員は2020年10月~2023年11月にかけ、人事課が管理するハードディスクに不正アクセスを実行し、人事異動情報の閲覧や収集をしました。人事課のハードディスクは不正閲覧防止のため定期的なパスワード変更などセキュリティ措置が講じられていましたが、職員は業務上の権限を利用してパスワードを取得し、不正アクセスを繰り返していました。

新潟県は一連の行為について職員を停職3か月に、監督者2名を戒告処分にしました。また、職員は不正アクセス禁止法違反により罰金20万円の略式命令も受けました。

参照職員の懲戒処分の公表について/新潟市


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