医療介護サービス大手ニチイホールディングス関連会社の株式会社ニチイケアパレスは2024年8月16日、同社が使用するPCがランサムウェアに感染し、業務ファイルが暗号化されたと明らかにしました。
ニチイケアパレス社によると2024年8月8日、同社が使用するPCにおいてランサムウェア感染が判明しました。その後、親会社のニチイホールディングスや関連会社のニチイ学館社においても同様のランサムウェアによる暗号化被害の発生が確認されました。
同社は感染判明後、被害を受けたPCをネットワークから切り離すなど、初動対応を取りました。現在は同社や外部調査機関が情報流出の有無などを調査を進めている状況で、判明次第、公表する予定としています。
なお、ホームページや基幹システムへの影響はなく、公表時点で実際に情報が外部に流出したと見られる証跡はみつかっていません。
参照ランサムウエア被害の発生について/株式会社ニチイケアパレス