ランサムウェア感染で2,300件超の個人情報が漏えいか|巴商会|サイバーセキュリティ.com

ランサムウェア感染で2,300件超の個人情報が漏えいか|巴商会



株式会社巴商会は2024年8月3日、同社が管理していたサーバーがランサムウェアに感染した問題について、従業員や退職者、グループ会社の顧客等に関する個人情報漏えい懸念を発表しました。

巴商会が不正アクセスの事実を公表したのは2024年5月16日です。同社は当初から、攻撃者の手口がランサムウェアであることを明らかにしていましたが、情報漏えいに関しては調査中、との立場を取っていました。

巴商会が今回明らかにしたのは、外部調査機関による調査報告を踏まえた続報です。同社によると調査の結果、攻撃者はファイアウォールからリモートデスクトップ(RDP)接続を通して侵入し、ランサムウェアを実行していたとのこと。結果、同社に所属していた従業員や退職者2,331名の個人情報、グループ会社保有の従業員等の個人情報248名、グループ会社と取引関係にあった顧客2名について漏えいの懸念が浮上しました。

巴商会は現在、対象者に個別に連絡し注意を促しています。また、ファイアウォールポリシーの見直し、サーバおよびパソコンの監視強化、EDRおよびSOCの導入等をセキュリティ対策を講じています。

参照個人情報漏えいのおそれに関するお詫びとお知らせ/株式会社巴商会


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