入院患者38名の情報入りUSBメモリ紛失│愛知県医療療育総合センター|サイバーセキュリティ.com

入院患者38名の情報入りUSBメモリ紛失│愛知県医療療育総合センター



画像:愛知県より引用

愛知県は2024年4月11日、県の愛知県医療療育総合センターの一部病棟に入院する患者38名の個人情報や写真が記録されたUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

愛知県によると2024年4月2日、センターの職員が業務上の理由から公用USBメモリの使用を試みましたが、病棟の管理者が不在で、持ち出すことができませんでした。職員はこのため、許可を得ないまま私用のUSBメモリに患者情報を移動し、業務を遂行しましたが、USBメモリを紛失。その後、2024年4月9日までに紛失に気付き、センターに報告したことにより、漏えいの懸念が判明しました。

センターによると、情報の不正利用等は確認されていませんが、紛失したUSBメモリはパスワード等によるセキュリティが設定されていません。センターは関係する患者や家族に事情を説明し謝罪。職員を対象にした研修を実施するほか、私用外部記憶媒体の使用を禁じる旨、改めて徹底するとしています。

参照愛知県医療療育総合センターにおける個人情報の紛失について


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