画像:岐阜市より引用
岐阜県の岐阜市は2024年3月7日、市の公民館に勤務する職員が160名の個人情報を含む公民館事務データが記録されたUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
岐阜市によると職員は2023年11月15日、館内所定の場所に保管されていたはずのUSBメモリがなくなっていることに気付きました。職員が公民館に紛失を報告したところ、事情を知った市が捜索指示を発出。その後、複数回にわたり捜索が繰り返されましたが、USBメモリの発見に至りませんでした。
USBメモリには2017年度~2021年度までの公民館に関連する事務や記録データ合計1,496件が記録されていたことがわかっています。また、このうち一部のデータには合計160名の氏名や住所、電話番号等がわかる個人情報が含まれていたとのこと。パスワード設定や暗号化等の対策は取られておらず、漏えいの懸念が生じています。市はこのため、対象者らに謝罪しました。
岐阜市は今後外部記憶媒体を含む情報機器の適切な使用を徹底し、再発防止に努めるとしています。
参照岐阜市立の公民館における外部記憶媒体(USBメモリー)の紛失について/岐阜市