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画像：国分生協病院より引用

鹿児島県の国分生協病院は2024年3月4日、同院が運用する画像管理サーバーがランサムウェアに感染し、正常な運用ができない状態と明らかにしました。

同院によると、感染が判明したのは2024年2月27日のこと。調査したところ、被害サーバーに記録されていた診療記録の一部において暗号化被害が確認されました。なお、被害サーバーに30TBもの膨大なデータが記録されており、公表時点で情報流出の有無や規模など詳細は明らかになっていません。

同院は不正アクセスの原因として、セキュリティの不備を挙げています。説明によると、画像管理サーバーに接続するための事業者用のネットワーク機器において、認証なしで病院の端末にリモート接続可能な設定になっていたとのこと。また、画像管理サーバーにはセキュリティソフトが導入されておらず、ランサムウェアが実行されたとしています。

同院は今後、外部専門家の助言に従い脆弱性を修正。セキュリティ強化を通して再発防止に努めるとしています。

参照「画像管理サーバー」の障害発生について/国分生協病院

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