
画像:横浜市立みなと赤十字病院より引用
横浜市立みなと赤十字病院は2024年1月17日、所属医師が循環器内科患者の診療データ1,092 件を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
同院によるとUSBメモリは2023年12月1日使用されたのを最後に、所在がわからなくなっています。医師は2023年12月28日に紛失に気付き捜索しましたが発見には至らず。2024年1月9日、同院に報告し判明しました。
同院によるとUSBメモリに記録されていた診療データは、論文作成のため、システムからコピーされたものです。USBメモリは院内や医師の自宅で使用されており、パスワードロックの有無は明らかになっていません。
同院は個人情報保護委員会への報告や関連する患者に説明の文書を送付しています。パスワードロック機能付きの記憶媒体の使用徹底や情報セキュリティ研修の実施により再発を防止するとしています。