画像:日本ルツボ株式会社より引用
日本ルツボ株式会社は2024年1月9日、同社春日井工場で運用しているデバイスが第三者による不正アクセスを受けランサムウェアに感染したと明らかにしました。
ルツボ社が調査したところ、原因はパソコンにインストールされていたリモートデスクトップツールです。攻撃者は何らかの手段でリモートデスクトップを通して不正アクセスを実行。春日井工場の一部データを暗号化しました。ただし、被害データはバックアップが取れており、同社は復旧に成功しています。
ルツボ社によると攻撃を受けたのは同社が業務に使用していなかったデバイスです。他のデバイスについては攻撃発生前にセキュリティ強化が実施しており、影響は確認されていないとのこと。同社は今後、外部専門家の助言を受けるなどセキュリティ強化の拡充に努めるとしています。
参照ランサムウェアによるアクセスへの対応に関して/日本ルツボ株式会社