無許可でUSBメモリ持ち帰り盗難被害、神奈川県立こども医療センター|サイバーセキュリティ.com

無許可でUSBメモリ持ち帰り盗難被害、神奈川県立こども医療センター



神奈川県立こども医療センターは2023年9月6日、同院に所属する医師が患者20名の個人情報が記録されたUSBメモリを盗まれ、所在不明になったと明らかにしました。

センターによると、医師は業務上の理由でUSBメモリを自宅に持ち帰り保管していました。ところが2023年9月2日~2023年9月3日にかけ、医師の自宅にて盗難が発生。何者かによりUSBメモリが持ち去られ、所在不明となりました。

医師は事件発生後、警察に通報しています。しかし、公表時点で発見には至らず。USBメモリには患者20名の氏名や病歴などの個人情報が記録されていたため、流出の懸念が生じています。

医師はUSBメモリを業務上の理由で持ち帰りましたが、センターの許可は得ていませんでした。センターはこのため、情報セキュリティ教育を徹底し、外部記憶媒体の適正な取扱いについて注意喚起すると発表。さらに病院内のシステム設定を変更し、外部記憶媒体への保存をコントロールするとしています。

参照個人情報が保存されたUSBメモリの紛失について/神奈川県立こども医療センター


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