都立中学校で研修案内メール誤送信、アドレス260件流出|サイバーセキュリティ.com

都立中学校で研修案内メール誤送信、アドレス260件流出



画像:東京都教育委員会より引用

東京都教育委員会は2023年8月18日、都立府中けやきの森学園が発した電子メールについて誤送信が発生し260件のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

東京都教育委員会によると、けやきの森学園は2023年7月26日、実施が予定されていた公開研修会の動画視聴方法の案内メールを参加希望者らに外部一斉形式で送信しました。ところが送信先のメールアドレスを入力する際、本来「BCC」欄に挿入すべきところを「宛先」欄に入力し、これをチェックしないままに電子メールを送信しました。

誤送信はメールを受信したけやきの森学園副校長が流出に気付き判明しました。同校はその後、メール送信取消作業を実施し、全送信先にメールの削除を依頼したとのこと。公表時時点で二次被害の報告は確認されていません。

東京都教育委員会は今後、情報セキュリティ体制の再確認や外部一斉メール発信前に複数名でダブルチェックを徹底すると発表。再発防止に努めるとしています。

参照メールアドレスの漏えい事故について/東京都教育委員会


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