私的目的でデータベース不正閲覧、顧客の個人情報を第三者へ提供|北都銀行|サイバーセキュリティ.com

私的目的でデータベース不正閲覧、顧客の個人情報を第三者へ提供|北都銀行



株式会社北都銀行は2023年7月26日、同行行員Aが私的な目的で顧客データベースを閲覧し、顧客4名の氏名や住所を弁護士に開示し、4名に関する他の情報も開示した可能性があると明らかにしました。

説明によると、行員Aは同行顧客のデータベースに業務上のアクセス権限を有していました。同行はデータベースの私的閲覧を禁止していましたが、行員Aは私的な郵便物を送るため4名の顧客データを閲覧し、Aが依頼した弁護士に氏名や住所を提供してました。

行員Aが閲覧したデータベースには氏名や住所のほか、職業や勤務先、資産状況等も記録されていましたが、弁護士に提供したのは氏名と住所のみとのこと。ただし、流出を完全に否定できるものではなく、同行は「漏えいのおそれがある情報」と位置づけています。なお、同行は判明後、4名に個別に連絡を取り、謝罪対応を取っています。

参照個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告/株式会社北都銀行


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